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医療保険(社会保険)制度の存在について

fo9i748労働保険は本来は「仕事中の」ケガ、病気を対象としたものです。それでは、仕事に関係ない時間中にケガや病気になってお金が必要になった時にはどうすればよいのでしょうか?このような場合にも医療保険からの給付を考えることができます。ここで、医療保険にはガン保険に代表されるような民間の保険もありますが、公的な社会保険に限って話をすすめてゆきます。サラリーマンやその家族を対象とする健康保険や、自営業者を対象とする国民健康保険の両方とも、基本は治療や入院看護などのサービスの提供といった「現物給付」と言われるものがその内容になります。後期高齢者医療制度や介護保険制度もサービス提供に関する考え方はほぼ同じですので、以下は医療保険の典型である健康保険を中心にお話します。さて、その「現物給付」中心の健康保険制度にも例外的に金銭の貸付を行う制度があります。2015年4月15日現在ですと、「高額医療貸付制度」と「出産費貸付制度」の2種類が「全国健康保険協会」のホームページに掲載されています。これは、簡単にいうと、高額医療費貸付制度は、高額な医療費の支払いに充てるための費用が必要などきに、高額療養費(一定金額を超える治療費を支払った時に、自己負担がさらに減る制度)が認められるまでのあいだ、無利子で貸付をしてもらえる制度です。一方、出産費貸付制度は、出産に要する費用が必要である時に、出産育児一時金がもらえるまでのあいだに、やはり無利子でお金を借りることができるというものです。ちなみに出産育児一時金は現時点で42万円です。以上の貸付制度は一例ですが、消費者金融からお金を借りることを考えており、お金が足りなくなったら原因が病気やケガ、出産である場合には医療保険制度を利用することも考えてください。また、ホームページで見るだけではなく、やはり直接出向いて市役所などの窓口に相談してみることが一番です。消費者金融と比較して、使い道の限定だったり、お金を借りるための条件はありますが、20%を超える利子と、「無利子」を考えた時に、使えるのであれば消費者金融ではなく、医療保険制度ということになるのではないでしょうか?